夫が京都・奈良・大阪の出張から551の豚まんを抱えて帰ってきました。大阪を代表するお土産だとわたしは思っていて、大阪へ仕事へ行く時にはいつもおねだりしています。
お肉がこれでもかっ!というくらいぎゅうぎゅうに詰まっていて、周りの生地は甘くてふわふわ。想像するだけでよだれが出てしまいます。
わたしの仲良しのママ友にも買ってくれたようで、「今夜のおかずかおやつにどう?とママ友たちにラインしておいて」と言われました。本当に優しい人です。
ママ友たちは歓喜!「今日の夕食は作らなくて済む!」と大喜びしてくれました。
夫はお土産を買うのが好きで、出張へ行くと両手いっぱいのお土産を買ってきてくれます。
一升瓶を抱えて帰ってきたこともあります。
「袋はいりませんと言ってしまったけれど、カバンに入らなかった。仕方なく手で持って帰ってきた」とのことです。
京都へ行けば八橋、三重に行けば赤福、名古屋に行けばういろう…
今は主に東海圏や近畿圏への出張が多いので、定番ですがこのあたりのお土産が好きです。
自分が人に買う時は「定番すぎて面白みがないかな」と思ってしまいがちですが、定番のお土産には昔から長く愛されています。
これを買っておけば間違いなし!という安心感があります。
ですが、意外と地元の定番のお土産ってわからないものです。
わたしは結婚するまでずっと横浜に住んでいました。
横浜といえばランドマークタワーなどがあるみなとみらいや中華街を想像しますよね。
しかし、わたしの地元はみなとみらいまでも電車で30分以上かかるところです。
横浜の海よりは湘南の海の方が近く、そちらの方が「地元感」が強いです。
中学高校は石川町という駅にあります。今はみなとみらい線が通って「元町・中華街駅」という駅が存在しますが、わたしが中学高校に通っていた時は石川町駅が中華街の最寄駅でした。
そのため中華街にも詳しいと思われています笑。
横浜以外に住んでいる友人に「横浜を案内して欲しい」「中華街だとどこがおすすめ?」とたまに聞かれることがあります。
しかし、横浜に住んでいても中華街の最寄りの駅を6年間使っていても、みなとみらいや中華街にはほとんど行かず、全く詳しくない…。
「ごめん、わからない…」これがわたしの答えです笑。
それと同じで「横浜の定番のお土産って何?」と聞かれると困ってしまいます。なんせ横浜でお土産を買うことがありません。
大人になって初めて「崎陽軒のシウマイ」を親戚へのお土産に買いました。その時、自分にも買って初めて食べたと記憶しています。
「ありあけ」はおそらく横浜を代表するお菓子メーカーだと思いますが、20代後半になって初めて名前を知りました笑。
「逗子の定番のお土産は?」と聞かれたら「スイーツならマーロウのプリン、グッズならげんべいのビーチサンダル」って答えられるんですけどね笑。
地元感の違いか、横浜と逗子の規模の違いか…
マーロウのプリンは今でも大好き。まだ東京に住んでいた頃、当時新しく建った「GINZASIX」にマーロウが入ったことを知り、いそいそと買いに行ったことがあります。
マーロウは偶然にも、わたしと同い年。より愛着があります。東京進出(GINZA SIXにお店が入ったこと)を聞いて、心の底から誇らしく感じました笑。
コアなファンに愛されて、少しずつ認知度があがって「定番のお土産化」していくんでしょうね。
定番のお土産となるまでには並々ならない努力があったと思いますが、定番のお土産だからこそ外さない安心感は頼もしいです。
さて、551の豚まんと一緒に買ってくれくれたシュウマイ。我が家ではこの日の夕食のメインディッシュ!
わたしと長女、夫はものすごく大好きなのですが、長男、次男、次女はあまり好きではないようでほとんど食べてくれず。
ママ友たちのように「豚まんがあるから、夕食は作らずに済む」とはいかず、食べない子たちのためにご飯を炊き、スープを作るわたし。
家族が多いと食の好みが多様化。定番のお土産でも太刀打ちできないとは、なかなかやっかいな子たちです笑。