現在小学4年生の長女には、自分専用のタブレット端末があります。SIM契約をしていないiPadです。
Wi-Fiがある場所でないと繋がらないので、もっぱら自宅で使用する専用のiPadです。
用途としては、オンラインを使った勉強や英会話、ゲーム、読書などで活用しています。古いiPadなので画面が小さいのが少し気になりますが、機能としては十分のようです。
アプリ学習なども有効に使っており、本人も自分専用のiPadをとても気に入っています。
最近では、タイピング練習をしたり、ペンで器用に絵を描いたりしていました。
その中で今回はLINEのお話です。LINEはメッセージのやり取りや電話などが使えるアプリですが、長女のiPadにも入れてあります。
じぃじばぁばに直接伝えたいことや、大好きな3歳上のいとこと話したいこともあるかなと思ったからです。もっぱら家族や親戚との連絡用として使っています。
今後はお友達と交換する時がくるかもしれないけれど、「とりあえず最初は家族と親戚だけね」と最初に伝えており本人も了承していました。
先日、長女のお友達がスマホを持って遊びにきました。小学4年生になって、周りでもスマホを持っているお友達が一気に増えています。
今までは塾などの習い事で必要な子だけが持っていた感じだったのですが、高学年になったからという理由で持たせているご家庭もあるようです。
遊びにきたお友達から、「長女ちゃん、LINEやってる?交換しようよ」と言われました。その場にわたしもおり、そのお友達はよく遊びにきてくれる子です。
「パパ、ママ、交換してもいい?」
わたしも夫も一瞬悩みます。
お友達とのLINEの交換はしばらくしない予定だったのですが、交換しようと提案してくれたお友達を前に断る理由がすぐに思いつきません。
最近ではLINEを通じた詐欺などのニュースをたびたび耳にします。よくわからないうちに詐欺に貢献してしまう可能性もあります。
でも、最近仲良くなってよくおうちにも遊びにきてくれる子なので無下にしたくありません。
今ダメだと言ったところで、まわりのお友達もスマホを持ち始めているので、お友達同士で交換する日も近いと思われます。まずは、顔なじみのお友達なので交換OKとしました。
長女はとても嬉しそうにLINEを交換し、写真を送りあったりしています。また、お隣に住んでいる同級生はスマホは持っていないのですが、家族で使っているタブレットでメールならできるとのこと。
お隣の同級生とは、メールアドレスを交換していました。
もう小学4年生。こどもの付き合いにいちいち口出しをする年齢ではないのは重々承知しています。口出ししたところで、そのうち反抗期が始まれば聞かなくなるかもしれません。
お友達同士のLINE交換やLINEのやり取りに不安はありますが、長女を信じて見守ってみようという考えに達しました。
その後、お友達との会話を聞いていると、
「○時以降はスマホはダメって言われている」
「学校へ行く前は見られないと思う」
などご家庭内でルールを決めていることがわかりました。
我が家でも最初が肝心ということで、長女とLINEに対するルールを決めることにしました。
- LINEのやりとりは放課後〜20時まで
- LINE交換は直接行う
- お返事を強制しない
- トラブルは早めに相談する
こどもが4人いても1人目である長女の子育てに関してはわからないことだらけ、完全な手探りです。もしかしたら過干渉かもしれません。
もっと長女や長女のお友達を信頼した方が良いのかもしれませんが、うまくいかない時がきたら話し合いができる年齢です。
小学4年生にもなると、しっかりと自分の考えも持っています。
それでもこの4つのルールは今の段階ではすんなり受け入れられるルールだったようで、笑顔でわかったと言ってくれました。