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【見守りたい!】こどもが好きなことに集中して取り組める環境づくり

小学4年生になった長女は、頑張り屋さんです。そのため、親もついつい期待しすぎてしまう部分もあるのですが、何に対しても一生懸命取り組んでくれます。

例えば、長女は小さい頃から本が大好きです。

1人目ということもあり、赤ちゃんの頃からたくさんの絵本を読み聞かせていました。わたし自身も絵本が好きで集めたかった、という動機もあります。

何回も何回もエンドレスで「もいっかい!」とおねだりしていたのが、昨日のことのように思い出されます。

成長して、文字が読めるようになってからは完全に本の虫状態です。漫画や小説、図鑑など、わりとなんでも好きなようです。

一時期はドラえもんの漫画、今はかいけつゾロリにハマっています。

「10分で読める」シリーズも好きで、小説や伝記など各学年ごとに持っています。本当に本を読むのが大好きです。

わたしは小学生の頃、親に「本は買ってあげるけど、漫画は自分で買ってね」と言われていました。親の中で「本=勉強、漫画=遊び」と考えていたのかなと思います。

しかし、最近の漫画って勉強になるものも多いですよね。特にドラえもんの「〇〇ワールド」とついている漫画は、大人でも知らないことを優しく教えてくれます。

のび太くんのママの「漫画ばっかり読んでないで、勉強しなさい!」とのび太くんによく怒っていますよね。でも漫画もれっきとした本だとわたしは考えています。

そんな本が大好きの長女のために、夫は2週間に1回ほど図書館で本を借りてきてくれます。会社の近くに図書館があり、図書館とは思えないほど綺麗な本がずらりと並んでいます。

長女はパパの選んだ本を楽しみにしていますし、借りてきた時にはすぐ読んでくれます。夫もそれが嬉しいみたい。

会社へは会議のために行くのですが、たくさんの本を抱えて帰ってきます。

何に対しても一生懸命応えてくれる長女。その頑張りを応援したくて、ついつい「これはどう?」や「こんな本もあるよ」とおすすめしてしまいます。

しかし、やるべきことでいっぱいいっぱいになっているのでは?と、ふと心配になることが増えてきました。

今は陽がのびてきて17時すぎても明るいですし、せっかくのいいお天気です。放課後遊んできたらいいのに、と思って声をかけました。

「宿題はあとにして、遊んできたら?」

そしたら、長女からは「小学生はね、学年×10分の勉強が必要なんだよ。わたしは4年生だから40分勉強しようと思っているの」と返ってきました。

4年生になり今年から高学年の仲間入り。色々張り切っているようです。

そして、「日本地図をうつして、その都道府県の特産品をまとめる」という自主学習に取り組んでいました。その時間およそ2時間ちょっと笑。

40分以上、余裕で過ぎていました。さぞ大変だったろうと思います。

しかし、長女の顔は達成感でいっぱい。「大変だったけど完成した!!明日先生に見せよーっと。」と嬉しそうでした。

『やりたいことに集中させてあげること』

口で言うのは簡単だけど、見守ることは結構大変です。

読書が大好きな長女は、本を読んでいるとすごい集中しています。疲れないかなと心配になり、つい声をかけてしまいます。

自主学習で何ページも漢字練習していたり、先に話したような大作を作り上げていると、「宿題はそこそこにして遊んできたら?」と言ってしまいます。

でも、長女は読書や宿題を今やりたいんですよね。休憩したいわけではなく、遊びに行きたいわけではなく…

こどもにとって親の影響力はとても大きいです。「遊んできたら?」という提案も、「遊びに行かなきゃいけないのかな」と強制されているように感じることがあります。

こどもが一生懸命何かに取り組んでいる時は、心配をぐっとのみこんで、そっとしておくように心がけています。これがまた難しい…

こどもを本当の意味で見守れる心の大きな人になりたいものです。

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