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【新学期の心得】環境の変化に早く慣れる子となかなか慣れない子

無事に新学期を迎えて、初日が終わりました。

新学期のスタートに不安しかなかった長男。新しいクラス分けは、小学校の昇降口に貼られています。

新しいクラスは、こどもが帰ってこないと親はわかりません。しかし、クラス分けを知りたくて初日だけ一緒に登校する親も多くいます。

ママ友たちから、クラス分けについては午前中のうちからわたしにも連絡が来ており、クラスのメンバーは把握済みです。

長女は1番仲良しのお友達と同じクラス、長男は1番仲良しのお友達とは離れてしまいました。

不安がって渋々学校へ行った長男、クラスのメンバーだけ見ると知らないお友達ばかり…しょぼーんとして帰ってくる長男が容易に想像できます。

最悪、明日は行かないとか言い出しそうでこちらがヒヤヒヤしていました。

しかし、想像していたのとは全く異なり、すっきりとしたお顔で帰ってきました。

「長女と一緒に登校して全部教えてもらった」
「教室もすぐわかったし、下駄箱もわかった」
「〇〇ちゃん(幼稚園が一緒の子)は同じクラスだよ」

先々が見据えられないと不安な気持ちになるのは大人も同じです。

長男にとっては初めての進級でしたが、実際に経験してわからないことをすぐ解決できたので大丈夫だったようです。

1番仲良しのお友達とクラスが分かれたことに対しても、大きなダメージは受けていませんでした。

行き渋りで保育園を休んでいる次男と庭で遊びつつ、長女と長男をお庭でお出迎えしました。いつもと違うお出迎えにふたりとも嬉しそうです。

そのままお庭で音読の宿題をやったり、教科書に名前を書いたりしました。

そのうち近所の子たちも続々と帰ってきて、「1組だったよ〜」や「先生は〇〇先生だった〜」と教えてくれました。

新学期に不安だった子もたくさんいたと思いますが、実際行ったら楽しかった!という感じでしょうか。みんな笑顔で帰ってきて安心しました。

さて、学校では全然仲良いそぶりを見せていないと思うのですが、ご近所には長男ととても気の合う女の子が住んでいます。その子とは喧嘩もしたことないですし、ほっこり微笑ましいほど仲良しです。

最近年齢が上がってきて常に一緒とまではいかなくなりましたが、幼稚園時代は何をするにも一緒でした。

長男が帰ってきた時に「担任の先生は誰だったの?」と聞いたところ、「わかんな〜い」と言われました。

その後、ご近所の仲良い女の子が帰ってきて、その子にも担任の先生だれだったの?と聞いたんです。

そしたら「わかんな〜い。」って笑。

言い方が一緒笑。仲良しだからかしら。

こういうところが似ていて、波長が合うんでしょうね。

ところで、環境の変化は何度経験しても不安で仕方ないです。

きっとそういう時に「誰に聞けばいいのか」「どこに行けばいいのか」ということがわかっている子は、環境の変化に強いのだと思います。

また、わからないことを人に聞ける子。「わからないことがある」というだけで、カッコ悪いんじゃないか、バカされるんじゃないかと感じる子も少なからずいます。

長男は「わからないことを人に聞く」のがとても苦手です。できない子だと思われるのが嫌みたいです。

こどもに何か聞かれた時、それが忙しい時だったり何回も聞かれたことのあることを聞かれたりすると、「そんなこともわからないの?」と言い返したくなることがあります。

そこはぐっとこらえて言わないようにします。しかし、態度に出ていたんですかね…長男は「わからないから教えて」と言えない子になってしまいました。

長女はなんでも聞いてくれるので、性格や気質なのかもしれません。子育てには正解がないですね。同じお腹から出てきて同じように育てても全く違う人間が育ちます。

わからないことで劣等感を感じず、わからないことをすぐ人に聞ける子。そんな子は新学期がスタートしても動じず、いつも通り過ごせるのかなと、自分のふたりのこどもを見てそう感じました。

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