なかなか夕食の準備が落ち着いてできない日が多いので、最近は時間がある昼間などにまとめて作ることが多くなりました。
あつあつの料理を出してあげたい気持ちはあります。しかし、「冷めても美味しい料理」や「冷たくて美味しい料理」は意外とたくさんあります。
今日はそんな日々の探究で気づいた最強の時短(ほったらかし)料理を紹介します。それはローストビーフです。
以前まではパーティーの時しか作らなく、たまにしか作らないので中まで火が通っているのかいつも心配でした。しかし、最近は本当に上手に作れるようになりました。
ローストビーフは冷たくて美味しく、最初だけ手を加えますがあとはほったらかしで作れるので、忙しい4児ママにはありがたいメニューなのです。
さて簡単に作り方を紹介します。まず、作り始める1時間前には冷蔵庫からお肉を出して、常温に戻しておくのが大切です。
材料を紹介します。
- ローストビーフ用のお肉(牛もも肉):300〜400g
- 塩(お肉の重量の1%ほど):3〜4g
- 黒胡椒:たっぷりと
- オリーブオイル:小さじ2ほど
次は作り方です。
- お肉に塩と黒胡椒をすりこむ、10分ほどおく
- 大きな鍋にたっぷりとお湯をわかす
- お肉から出た水分をしっかりふきとる
- 熱したフライパンにオリーブオイルを入れる
- お肉の全ての面を焼く(表面だけでOK)
- お皿にうつして、触れる程度までさます
- ラップで2重に巻き、ジップロックに入れる
- 空気をしっかりと抜いておく
- ②の鍋が沸いたら、ジップロックごと入れる
- 3〜5分ほどグラグラの状態
- その後火を止めて、20〜25分ほど湯の中で放置
- お湯から出して常温で放置
- しっかり冷めたら冷蔵庫へ
手順が多いですが、基本的には最初に焼いたらあとは放置しているだけです。
味付けも塩と胡椒だけでOK。お好みでお肉を焼いたフライパンでソースを作っても美味しいです。
毎回お肉を焼いたフライパンでソースを作るのですが、ソースがなくても十分美味しいです。ソースは以下の材料をフライパンで熱するだけです。
- 酒(大さじ1)
- 砂糖(小さじ1)
- 醤油(大さじ1/2)
- みりん(大さじ1)
何が良いってあらかじめお肉だけ用意しておけば、昼食の準備と一緒に作れて、ほぼほったらかしで夕食の準備が済んでしまうこと。
さらに、見た目も味も美味しい。冷蔵庫から出して切って盛ればOKなのです。
ただ、ローストビーフ用のお肉って普段なかなか売ってないですよね。以前住んでいたところのスーパーだと、週末やクリスマスシーズンにしかなかったように記憶しています。
しかも牛肉って他のお肉と比べると高いので、買うのを躊躇することもあります。
最近はネットスーパーで週に1回注文して届けてもらうことが多いのですが、そこのネットスーパーにはかたまりの牛もも肉が常にあって、値段も少し安いのです。税抜き258円/100gで販売しています。
年末にちょっと離れた大きめのスーパーで同じような牛モモのブロック肉を見たら、税抜き398円/100gで売られていたことがありました。
他よりちょっと安い値段で、牛モモのブロック肉を常に扱っているネットスーパーのおかげで、手抜きなのに見た目よし味よしのローストビーフがしょっちゅう食べられるようになりました。
ただ、問題は300gのお肉が一瞬でなくなること笑。6人家族、数年後の食費がおそろしいものです。
なるべく数をかせごうと、薄切りして食卓へ出すのですが、本当にすぐなくなります。
せっかくローストビーフで夕食作りを楽しようと思っても、それだけというわけにはいかず。でも、メインが準備できているという安心感で、夕方でバタバタし始めても心にゆとりが持てます。
もし手軽にブロック肉が手に入るなら、ぜひ作ってみてくださいね。他にも、ローストポークや鶏ハムも同じ理由でおすすめな冷めても美味しい料理です。