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【おすすめ】お気に入りの絵本「ノンタンがんばるもん」

我が家では、毎日寝る前に絵本を読んでいます。絵本の読み聞かせは、子育てにおいて大切だと感じていることです。

わたし自身、幼少の頃から本が好きでした。本の世界に没頭して時間を忘れる瞬間がとても好きです。

こどもにもぜひ本を好きになってもらいたい。最初に子育てを始めた時は、絵本の読み聞かせは親の義務だと感じていました。

「絵本の読み聞かせはやらなきゃいけないこと」
「絵本の読み聞かせをしないと賢い子にならない」

自分の子育て方法を間違えて、こどもが将来苦労することになったらどうしよう…

毎日必死で絵本を読んでいました。

幸い、1人目である長女は、絵本が大好きでした。何度も同じ本を読んでと催促してくれたので、義務と捉えながらも苦ではなかったです。

2人目の長男は、全く絵本に興味なし。絵本は破って楽しいおもちゃでした笑。

長女に絵本を読んであげている時に近くにいるから聞いている、という程度で、自分で絵本を読んでと持ってきたことがないと記憶しています。

長女と長男は1歳9ヶ月差。初めての2人育児がスタートして大変だったという記憶しかなく、本を読んであげた記憶すら消えてしまったのかもしれませんが。

次の3人目・次男は、絵本が大好き。寝る時は、抱えきれないほどの本を抱えて2階の寝室へ行きます。

最近の次男のお気に入りはノンタンシリーズの「がんばるもん」という絵本です。

怪我をしてしまったノンタンが治療のため注射をしなければならないお話です。注射だいっきらいなノンタンが「ぼく、がんばるもん!!!」と頑張ります。

ぼく、がんばるもん!!というシーンは見開きにデカデカとノンタンが印刷されており、次男はいつもノンタンの真似をしてくれます。

「ぼく、もんもんもん!!」まだつたない話し方をする次男は、がんばるもんと言えずもんもんもんと言います笑。

本人はいたって真剣で、ノンタンの真似をするのに気合いたっぷり!

大きな声で「もんもんもん!」と叫ぶので毎回笑いを堪えるのが大変です。

言葉が出てくるのが人より遅かった次男はもうすぐ3歳になりますが、まだまだ喋り方は幼くかわいらしいです。

ノンタンがんばるもんを3回ほど繰り返し読んで、他の本も2〜3冊ほどで強制的に読み聞かせタイムは終了します。次男は絵本が好きすぎて、自分からやめることはほとんどありません。

わたしの方が疲れてしまって、「この1冊読んだら終わりにしようね」とおしまいにすることがほとんどです。

絵本の読み聞かせって大切。できれば付き合ってあげたい気持ちもあるのですが、20分が限界かな。

でも長女&長男の時のように、長女に絵本を読んであげれば、近くにいる長男もなんとなく耳に入ります。今は次男に読んであげていますが、近くにいる4人目・次女も聞いています。

また、同じ部屋で寝る時は長女も長男も聞いています。ひとりひとりに時間を割かなくても、全員が読み聞かせの恩恵を受けられるのでお得です。

義務と感じて強迫観念のように読んであげていた時とは違い、今は読み聞かせタイムは楽しいものです。

ノンタンになり切って抑揚をつけて読めば、みんな大笑いしてくれますし、疲れた時は長女や長男が代わって読んでくれることもあります。

見返りをのぞんで頑張ってきたわけではないですが、自分が取り組んできたことを長女や長男が小さい弟妹にやっているのも見ると、頑張ってきて良かったなと感じます。

ちなみに、ノンタンがんばるもんのお話は長男の予防注射の時にも役立ちました。

ノンタンと同じで注射が大きらいな長男は、年長になっても注射の際に大暴れ&大泣き。先生を蹴ったり、暴れたりで本当に大変でした。

小学1年生になっても注射は怖くて、注射する前日はメソメソしていました。

明日は注射だからとノンタンがんばるもんの絵本を長男にも繰り返し読みました。洗脳に近かったと思いますが笑、だんだん注射は怖いものという意識がなくなったようで。

結果、大暴れも大泣きもせず、そして全く痛くなかったとのこと。あんなに大きらいで怖かった注射を克服したのは間違いなくノンタンがんばるもんのおかげです。

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