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【一歩踏み出す】へバーデン結節の痛みとたたかう!治療のために漢方薬を始めてみます

4人目の次女を出産してから、手の薬指の第一関節に違和感が続いています。気になるのは痛みと、関節の変形です。

第一関節が徐々に内側に曲がってきており、2023年夏に整形外科でへバーデン結節と診断されました。特に有益な治療はなく、あまり使わないように指導されています。

しかし、4人の子育て真っ只中で指を使わないのは無理があります。

最近へバーデン結節に関する本も読みました。病気を治すために食事内容と日々の生活習慣を見直すことはとても大切だと思います。

しかし、その本を読む限りわたしの好きなものが全ていけないことになっています。

  • コーヒー(カフェイン)
  • 甘いもの(砂糖)
  • お酒(アルコール)
  • パン(小麦)

もちろん全てが悪としてゼロにするように書かれているわけではないのですが、大好きなものを減らすのはテンションが下がります。

薬剤師として薬局で働いていた時にも同じような場面によく出くわしました。

「血圧が高いから、しょっぱいものやアルコールを減らすように言われたよ」
「太り過ぎと言われた。甘いものはダメとわかっているけれど食べてしまう…」

患者さまの話を聞きつつ「毎日のアルコールを2日に1回にしてみましょう」や「食後のデザートとして食べるのはOKにして、まずは間食をやめましょう」と少しゆとりのある提案をします。

いきなりゼロにするのは難しいですし、ストレスがたまります。

大好きなものを減らすだけでもストレスと感じる方も多く、「それなら薬が増えてもいいから自由な食生活を送りたい」という方もいらっしゃいます。

大好きなものと自分の病気を天秤にかけるのは時にしんどいものです。

わたしの場合は指の変形と痛みなので、生命をおびやかすものではありません。

また、大好きなものをやめて痛みが治ったとしても、指の変形が元に戻ることはないと思います。

そうなると、「ちょっとした痛みはあるけれど、好きなものを制限したくない」という気持ちの方が大きいというのが本音です。ダメですねぇ。

ダメとわかっているのに意志が弱く、自分を律するのが難しい…

そこで、漢方薬を試してみたいと考えるようになりました。

元々漢方薬や東洋医学の考え方は共感できる部分が多いです。

西洋の治療は、悪い部分にフォーカスして直接働きかけます。

痛み止めは体の中で起こった炎症を抑えるもの、胃薬は胃腸を動かして胃の内容物を早く送り出したり、出過ぎている胃酸の量をコントールしたりします。

漢方薬のような東洋医学では、悪い部分だけでなく体全体をいい方向に導くことで、結果的に悪い部分を追い出すような治療をします。

例えば葛根湯と解熱剤を比較してみます。発熱は、体の中で増えてしまったウィルスをやっつけるために起こります。

ウィルスは熱に弱いので、体はウィルスを追い出すために熱を上げるのです。この防御反応を助けるのが葛根湯です。

葛根湯は体を温め、場合によっては服用により一期的に熱が上がることもあります。そうすることでより早くウィルスを追い出すことができ、結果として早く病気が治ります。

解熱剤は、熱が下がることでだるさが取れると楽になったと感じるかもしれません。しかし、熱を下げてしまうことでウィルスを追い出すパワーが弱まり、結果として症状を長引かせる場合があります。

人間生きていると、いろんなことがあります。あとちょっとだけは頑張らなきゃいけないシーンってありますよね。そういう時には解熱剤は有効です。

もちろん休むに越したことはないんですけどね笑。

体が健康ではない時は「生活習慣を変えよう」と思ってもやる気が出なかったり、何をしてもダメだと後ろ向きになりがちです。

漢方薬で体質改善していく中で、徐々によりよい生活習慣にも目を向けていければと考えています。

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