毎年1年に1回は訪れている「大徳屋」に今年も行ってきました。
千葉県南房総市にある大徳屋は、千倉で水揚げされた新鮮な地魚をつかったお料理やお寿司が人気のお店です。
お寿司屋さんの大将って怖そうなイメージがありますが、大徳屋の大将はとても柔和で優しく笑う方です。ここが本当に美味しくて毎年伺うのを楽しみにしています。
例年は千倉での花摘みとセットで行っています。花摘みでは、路地栽培されている色とりどりの花を、好きな花を自分で選んで持ち帰ることができます。
お花の品種によって、「5本で200円」のように値段が決まっていて、摘んだ分だけお会計をします。
南房総市は暖かいので、早く春が到来します。花摘みも2月や3月が最盛期です。
今年の2月3月は土日の仕事が多く忙しかったことや行こうと思って計画を立てていた日に大徳屋の予約が取れなかったことから延期していました。4月になってようやく行けた次第です。
1年越しの大徳屋をずっと楽しみにしていました。
本当に人気のお店で最近ではなかなか予約が取れません。
3月の初旬に予約の電話をしたのですが、4月末でないと土日のランチは空いていないとのことでした。
今回こどもが春休みのうちに行きたいということで、平日に休みを取り行ってきました。
ただずっとお天気が気がかりでした。
天気予報ではずっと雨マークがついていた日です。わたしはいわゆる晴れ女で、今まで雨予報を何回もはねのけてきました。
家族の中では最後の頼みの綱状態笑。晴れろパワーを放出し続けたところ、無事に雨を回避できました!!
残念ながら晴れまではいかなかったですが、寒くもなく暑くもなくちょうどよい気候でした。
大徳屋のランチはいつもおまかせ握りです。他に食べたいものをいくつか頼みます。
長女はマグロが大好きで、中トロ8貫を追加で頼みました。また、「アワビの稚貝のおどり食い」「クコの芽のおひたし」など食べたことのないメニューが並んでおり、ワクワクが止まりません。
奥の座敷に通していただいたので、子連れでも安心です。ただ、日本酒の一升瓶(空瓶)がたくさん並べられていたり、部屋全体が襖や障子で囲まれているので、割ったり破いたりしないかヒヤヒヤしましたが…
おまかせ握りはどれもとても美味しくて甲乙つけがたいのですが、わたしが1番美味しいと感じたのは熟成真鯛です。醤油漬けになっており、真鯛だけでなく醤油も美味しいのだと思います。
どれも手が込んでいて、イクラや梅肉があしらわれていたりして見た目も華やかです。
また、目をひくのが厚焼き玉子の分厚さ!味はもちろん美味しいのですが、本当に大きくて分厚いのです。
シャリの上に載っているのですが、シャリが完全に潰れています笑。
長男は昔からあまりお寿司を好まないのですが、ここの厚焼き玉子を楽しみにしています。
こどもが4人いると静かに座っていられない、こぼしたりお椀をひっくり返したりと、なかなかゆっくり食べられません。急いでご飯を駆け込むこともしばしばです。
しかし、美味しいというアドバンテージがあるので、せわしなかったですが幸せな気持ちで食べられました。
我が家は千葉県の真ん中あたりに位置しているので、南房総市もそこまで遠くありません。1年に1回と言わず、もっと行きたいなと密かにたくらんでいます笑。
ちなみに花摘みにも足を伸ばしてみましたが、すでにお花は終わり気味でした。
その後は、館山城へ行ってみました。ソメイヨシノがほぼほぼ満開でとても綺麗でした。家の周りにはあまりソメイヨシノがなく、本当に咲いているのか不安だったのですが、見事に咲いていました。
館山城へは坂道と階段。美味しいお寿司をたらふく食べたので、一生懸命登ってみました。
歩きたい2歳児と1歳児をおいかけながら、時に抱っこやおんぶをしながらの坂はなかなかハードでした。そのため、次の日は太ももからふくらはぎにかけて大筋肉痛祭り笑。とほほです。