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【1歳のお祝い】一升餅ならぬ「一升パン」でお祝い

1月の末に我が家の4人目・次女が1歳になりました。1歳のお祝いといえば、「一升餅」でのお祝いが有名ですね。

食べる物に一生困らないように、という願いを込め一升のお餅を背負わせます。一升とは、もち米10合分の重さです。

もち米10合はおよそ1.8kg、お餅を作るために水分なども加えられるので、おそらく2kg近い重さとなります。

8kgちょっとの赤ちゃんが2kgのお餅を背負う…考えるとすごい重さですよね。

1人目・長女が1歳になった時には、両家の両親にも集まってもらって盛大にお祝い。みんなで写真を撮り、ご飯を食べ、一升餅を用意しました。

お祝いが一通り終わって、この大きなお餅どうしようと途方に暮れたことを鮮明に覚えています。

3家族(我が家・両親・義両親)で分割したものの、食べるのにも一苦労笑。食べる物には一生困らないかもしれないけれど、食べることに困るというトンチンカンな状況になりました。

この教訓を生かし、2番目・長男は、あらかじめお餅が10個程度に分割されていて、合計で一升になるお餅でお祝いしました。

これは分けやすくて良かったです。ただ1個は小さいといえど気軽に食べられる大きさではありません。

綺麗に真空パックされていたこともあり、食べるきっかけがなくいつまでも冷凍庫に鎮座していたように思います。結局いつ食べたのか全く記憶にありません笑。

一升餅は面倒!3人目・次男では誕生日パーティーはしたものの、一升餅はなしです。次女も当たり前のように一升餅はせず終わりました。

先日、義両親が我が家に遊びにきてくれました。

お正月に帰省してから直接お会いするのが初めてだったので、次女の1歳のお祝いをしてもらいました。その際に義両親が用意してくれたのが、「一升パン」です。

一升パンって聞いたことありますか?わたしは初めて聞きました。

義両親がよく買いに行っているパン屋さんの店頭に「一升パン、オーダー承ります」というポスターが貼ってあるのを見て、オーダーしてくれました。

直径30cmほどの大きなライ麦パンです。中にはくるみやナッツ、ドライフルーツなどがたくさん入ったとても豪華なパン。パンの表面には名前や誕生日が描かれています。

こどもはふわふわしたパンの方が好きかもしれませんが、大人が食べるならこのようなお酒や食事に合うパンの方がありがたいです。

さて、4月1日から保育園に通い、現在慣らし保育中の次女。

人見知りセンサーが作動して、パパママにべったり。抱っこからおろされる=パパママに置いていかれると思っているようで、おろさせてくれません。

ご機嫌になって自分からおりても、じぃじとばぁばを見るとギャン泣きでまた抱っこに逆戻りしてしまいます。

一升パンは夕食で食べる予定だったので、それまでに背負って欲しいのになかなかチャンスが訪れません。しまいには、泣き疲れて夕食の準備を始めた頃に寝てしまいました…

ピーンチ!

一升パンありきで、夕食のメニューを考えていたのでかなりピンチです。

夕食前に一升パンを背負うのは現実的に厳しいと感じて、急きょご飯を炊いたり、別のパンを用意したりしてドタバタでした。

夕食をみんなで食べて次女の機嫌も良くなった頃に、いよいよ次女の一升パンのイベントがスタートします。

体の小さな次女は直径30cm近くあるパンを背負えるわけもなく、盛大におしりもちをつきました。

それでまた不機嫌モードに戻ってしまい、パパやお姉ちゃんがパンを支えつつ、泣きながらなんとか背負えました。

食べるものに一生困らず、豊かな人生をおくれますように。

一升餅よりも消費できそうな一升パン。作ってくれるようなパン屋さんが近くにあれば、ぜひ利用してみてください。

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