令和5年分の確定申告の手続きがようやく終わりました。ここ3〜4年、出産やこどもの矯正治療、夫の眼手術などで毎年医療費が10万円を超えており、確定申告していました。
わたし自身個人事業主なので、確定申告は義務となっています。
何度もやってきて、もう慣れた手続き。
そのはずだったのですが、令和5年の確定申告は大変でした。
夫が去年転職をしたため、前の会社から退職金が出ています。退職金をもらった時点できちんと手続きをしているので(退職所得の受給に関する申告書を提出済み)、通常であれば確定申告は必要ありません。
医療費やふるさと納税などでやらなくてはいけない場合でも、e-Taxを使って確定申告書を送信できます。
しかし、今回ちょっと特殊な事情の退職だったためか、通常通りのe-Taxでの送信ができませんでした。また、国税局が用意してくれている確定申告書を作成するページも使えず…
「この場合は、作成ページでは作れません。手書きでの申告を検討してください」というエラーが出てしまいました。
手書き…?
確定申告書の作成ページでは、決められた項目に金額を順番に入力していけば自動で計算してくれます。
医療費やふるさと納税の計算もちゃちゃっとしてくれます。
それを今回は電卓をたたいて自分で計算して提出しないといけないようなのです。
税金や法律などちんぷんかんぷんなので、一気に逃げたくなりました笑。
しかし、会社員の確定申告なので、基本的にはふるさと納税と医療費の還付が目的です。戻ってくるはずのお金を逃すわけにはいかない!
一生懸命電卓をたたきつつ、わからないことはネットの力を借りてなんとか仕上げることができました。
10年ほど前、1番最初に確定申告書を提出した時には手書きでした。まだe-Taxなども普及していなかった時代の話です。
元々アナログ人間ですし、レポートや細かい書類の作成は好きだったので、確定申告書の項目を埋めること自体はあまり苦ではありませんでした。
初めてe-Taxで送信した年には、本当に送れているのか、間違ったことをしていないか不安だったのを鮮明に覚えています。
アナログ人間ながらも、確定申告書作成ページを利用すれば自動計算してくれる便利さやe-Taxでの手軽さを知ってからは、「税務署まで行かなくていいし、楽チン〜!」と思っていました。
久々の手書きでの確定申告書作成に、日々神経をすり減らしていました。
だんだん提出期限も迫っていて、毎日確定申告のことを考えて過ごしていました笑。
それがようやく解放される日がきたのです。
書類は全て揃い、あとは税務署に提出しに行くだけです。やっと終わった。
会社員時代、11月頃に年末調整のための書類が配られました。本来ならきちんと見るべき大事な書類なのですが、細かくてよくわからない…
「とりあえずハンコを押せばOK」という雑な扱いをしていました笑。
会社員にはもう戻りたくないなと感じていますが、日々きちんと働いていれば税金を計算してもらった上で給料が振り込まれます。
年末調整にしても、会社が全部手続きをしてくれて、あとはハンコを押すだけの状態。
手続き面に関しては、会社員って本当に恵まれていたなと感じます。全部会社任せでした。
確定申告書などの書類は、5〜7年間保管しておく必要があります。自分で確定申告するようになって、取っておかなくてはいけない書類の多さにびっくり。
病院の領収書やまだe-Taxを利用する前の確定申告書など、「紙」は本当にかさばりますね。1年が終わり、確定申告を終えると、1番古い年の書類(紙)が一気に整理されます。
わたしの中で「確定申告書の提出=リセット、断捨離」
近々溜め込んでた書類を今週中に一気に片付けようと思います。