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【嬉しい報告】92歳になった祖母の健康法と長寿の秘訣

現在わたしの祖母は92歳。北海道に住んでおり、なかなか気軽に会える距離ではないのですが、大好きなおばあちゃんです。

おばあちゃんの大好きポイントはたくさんあります。その中で、「だからおばあちゃんは元気なんだな」と思うことがあったので、ここで紹介します。

  • プロ野球が大好き
  • ご飯が美味しすぎて困っているらしい
  • おじいちゃんのことをうらんでいる?笑
  • リボンナポリンという炭酸飲料をこよなく愛している

北海道に住んでいることもあり、北海道日本ハムファイターズの大ファンです。他にも、東北楽天イーグルスと読売ジャイアンツは好きらしいです。

野球のルールは、わたしなんかよりもずっと詳しいです。選手の名前も、誰が昨日ホームラン打ったとか、前回出た時はダメだったとか。

おばあちゃん本人は最近物忘れがひどいと言っていますが、全然です笑。野球の話をはじめると止まりません。

わたしは「へぇ〜」や「ふ〜ん」しか言えないのですが、わたしの夫はおばあちゃんと対等に野球話で盛り上がっていました。

目が悪くなってテレビが見づらい、耳が聞こえにくくなってきたと言っていますが、それでもテレビでの野球観戦は日々の楽しみでありルーティンのようです。

野球の話や好きな選手の話をしているおばあちゃんは、とってもキュートなのです。野球は、おばあちゃんの健康を支えているなと感じました。

今は特別養護老人ホームに入っているおばあちゃん。先日電話で話す機会があったのですが、その時には「ご飯が美味しすぎてたくさん食べすぎてしまう。こんなに食べてたら、まだ(天国からの)お迎えはこんわ」とケラケラ笑っていました。

確かにご飯が食べられなくなると体力が落ちて、体力が落ちると消化のエネルギーを生み出せないので、ますます食は細くなります。

おばあちゃんは昔から小柄で細いですが、ご飯はたくさん食べられると聞いて安心しました。

「きんは100歳、ぎんも100歳」というせりふで有名な双子の長生きおばあちゃん「きんさんぎんさん」をご存知でしょうか。きんさんぎんさんに取材した特番などを見たことがありますが、すごいたくさんのご飯を美味しそうに食べていたことを思い出します。

他にも、唐揚げとビールを美味しそうにたいらげる長生き5姉妹のおばあちゃんなどなど。ご飯が美味しいと感じるのは健康な証拠なんですね。

最後はおじいちゃんのことをうらんでいるらしい、ということです。これは、本当に可愛らしいエピソードなのです。ますますおばあちゃんが大好きになりました。

おばあちゃんは今のホームへ入る時に自分の荷物整理をしていました。自分で持っていくもの、処分するものなどを分けていました。

いざホームの部屋について出したのは写真立てです。てっきりおじいちゃんの遺影を持ってきたのかと思いきや、中におさめられていたのは猫の写真です。

おばあちゃんは酪農を営んでいて、牛舎ではたくさんの猫も飼っていました。でもおばあちゃんは猫は嫌いだと言っていました。なのになぜ猫?

「おじいちゃんの写真とか持ってくればよかったのに」と言ったら、一言。

「じいちゃんはわたしを置いていったから、ここには連れてこん!!(家に)置いてきた!!」と。おじいちゃんは、15年ほど前に先に天国へ行っています。

おじいちゃんが亡くなった時、おばあちゃんはずっと泣いていました。元々小柄で小さいおばあちゃんですが、ますます小さくなったように見えました。

おじいちゃんのことが大好きだったんでしょうね。天国へ一緒に連れて行ってくれなかったし、ご飯が美味しくて仕方ないからまだ呼ばれない笑。

90歳を超えても冗談を言えるおばあちゃん、本当にいいキャラをしています。

北海道で有名な炭酸飲料で「リボンナポリン」というのがあります。おばあちゃんはこれは大好物で、帰省するとよく飲んでいました。わたしもその時もらって飲んだのですが、本当に美味しい!

おばあちゃんとリボンナポリンを一緒に飲んだのはわたしの中でも想い出のひとつですし、おばあちゃんにとっても孫とのいい想い出なんでしょうね。

帰省するたびに大量のリボンナポリンを買っておいてくれます(アイキャッチ写真はおばあちゃんが買ってくれたナポリンサワーです)。わたしの故郷ではないですが、リボンナポリンはわたしにとっては故郷の味。大好きなおばあちゃんとの想い出の味なのです。

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