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【嬉しかったこと】家族みんなでけん玉大会開催

最近、小3長女と小1長男はけん玉にハマっています。けん玉ってとても楽しい遊びですよね。しかし、小さい赤ちゃんがいる我が家では、振り回して当たったら大変!!という理由から、長らく封印されていました。

少し前だとうまくいかない時などに癇癪を起こして、けん玉を壁に投げつけるんじゃないかと不安だった長男も、この1年ほどですっかり落ち着いてきました。

小学校の授業でけん玉をやったのが楽しかったようで、家の中でのけん玉遊びを解禁した次第です。

お約束は3つ。

  1. まわりに人がいないか確認してから始める
  2. できなくても意地にならない
  3. むやみに振り回さない

小学生ともなると、きちんとお話ししたことはちゃんと守れるようになりました。それだけでもものすごい成長を感じます。

けん玉をしている下を、2歳の次男と1歳の次女がうろちょろしています。でも、ちゃんと一歩離れてけん玉をしたり、長女と長男同士もぶつからないように距離を取れてグッドです!

長女と長男はよくいえばお互いをライバル視していて、ふたりで切磋琢磨して成長していきます。ライバル視するあまり喧嘩が絶えず、嫌味を言い合うことも多いのが悩みどころでした。

しかし、けん玉遊びでは今までと全く違う雰囲気となりました。

どちらかができたら拍手、またどちらかができたら拍手というような、とても温かい空気感につつまれていました。お互いの成功をたたえあっていて、嬉しかったです。

お互いをライバル視するのは悪いことではないと思うのです。ライバルが身近にいることで成長していると感じることも多々あります。

しかし、お互いを蹴落としあって欲しくないのです。

「お姉ちゃんばかりできてずるい」
「弟ばかり褒められて、わたしだってこんなにできるのに」

わたしたちの育て方がいけなかったのかもしれませんが、どちらかができるとどちらかがすねてしまったり投げ出してしまうことが多かったのです。

しかし、このけん玉大会ではお姉ちゃんができたら弟が率先して拍手、弟ができたらまずお姉ちゃんがすごーい!!と褒めるという、わたしが長女と長男に求めていた空気となりました。

嬉しかったなぁ。

我が家には現在2つのけん玉があります。ひとつは義父(こどもたちにとっての祖父)が買ってくれた日本けん玉協会認定というシールが貼られたけん玉。もうひとつは幼稚園時代のイベントでもらったけん玉です。

幼稚園でもらったけん玉の方が一回り小さく、糸も若干短い作りとなっています。小さい子でも回しやすいようにできているのだと思います。

日本けん玉協会認定のけん玉は、ネットで調べてみたら1個2,000円以上する高級品でした!いただいた時にきょうだいで取り合って振り回し、壁にガーンとぶつけてしまったので、わたしがすぐ取り上げてしまいました。

せっかく買ってもらったのに、その日はけん玉でほぼ遊ばせず。それ以降も振り回してガラスを割られたら困ると、しまいこんでいました。今から考えたら義父に申し訳ないことをしたなぁと反省。

時を経て、長男長女が小学生となった今では周りにも注意しながら楽しく遊べるようになりました。しかも、できなくて泣きながらムキになってけん玉を振り回すこともなく、失敗しても楽しそうに何度でもトライしていました。

お姉ちゃんができれば弟が褒め、弟ができればお姉ちゃんが褒める。ずっと褒め合いながら喧嘩もせずに遊んでいる。できなくても泣かずに何度でもトライする。

世の中のきょうだいでは当たり前のことなのかもしれませんが、我が家の長女と長男ではあまり見られなかった光景だたので、とても嬉しいものでした。

しばらくきょうだいのけん玉大会を眺めていましたが、けん玉って色々な能力が鍛えられるんじゃないかなと感じました。

  • 集中力
  • 忍耐力
  • バランス感覚
  • 空間認識能力

また、できた時は手をバンザイにしてジャンプジャンプ!これはまさしく全身運動です。わたしも参加しようかしら笑。

けん玉ひとつでこんなにこどもの成長を感じられるとは思ってもみなかったです。

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