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【実録】2歳児が身につけた社会性とはがれた化けの皮

我が家の3人目である次男は、家のお向かいにある保育園に通っています。4月生まれの次男は、クラスの中ではお兄ちゃん的存在です。

小学校に入る頃になると、4月生まれでも3月生まれでもそう変わらない大きさになってきます。大人になると早生まれの人が羨ましくなりますよね笑。

でも赤ちゃんのうちの1年は雲泥の差です。今1歳児クラスの次男。名前は1歳児クラスですが、4月生まれの次男は1歳児クラスに上がってすぐ2歳になります。

今2月なので次男はあと2ヶ月で3歳になります。でも同級生で3月生まれの子は、今はまだ1歳なのです。

そんな子たちがおなじクラスで同級生として生活しているのだからすごいことだなと感じます。

さて、1歳児クラスの中では兄貴的存在の次男は、月齢の小さい子のくつを履かせてあげたり、お散歩では手を引いてあげたりしているそうです。えっ!?家では自分のくつですらはきませんけど笑。

下に年子の妹がいるので、お兄ちゃんではあります。しかし、5歳上に兄、7歳上に姉がいるせいか、家族の中では弟感が強く、基本的には他力本願な次男。毎回パパママが助けてくれるわけではないですが、「誰か」が服を着せてくれて、「誰か」がくつをはかせてくれます。

自分の要求を通す手段がまだ少ないので、うまく伝えられないと大声で泣きます。シクシクではなく、いきなりギャン泣きからスタートします。なので家では手を焼く「怪獣」扱いです。

2歳にして「家では弟(怪獣)、外ではお兄ちゃん」というキャラを確立して、保育園という社会で頑張っているみたいです。2歳でもこんなふうに社会性が身につくんだなと感心してしまいました。

キャラを使い分け、上手に世渡りしている次男ですが、まだ2歳。化けの皮は簡単にはがれるのです笑。

ある日お迎えにいったところ、いつも通りにこにこして出てきました。そして、「ベビーカー?あんよ?」とわたしに聞いたのです。

ベビーカーを持ってきたかの確認なのですが、その日は持ってきていませんでした。「あんよだよ」と伝えたのですが、どうやらそれが次男の地雷をふんでしまったようです。

「ややっ!!ベビーカーがいいのーーーー!!!」保育園の廊下でギャン泣きスタート!わたしにとっては見慣れた光景だったのですが…

あまりの大声に保育室や職員室から次々と先生が見にきてくれたのですが、怪獣のように大泣きしているのが次男とわかり先生方はびっくり仰天です。

次男は、保育園では転んでもほとんど泣かず、聞き分けのいい子を演じています。先生からは「本当に落ち着いていて、月齢の小さい子の面倒を見てくれて、給食もしっかり食べて…」とお褒めの言葉しかいただきません。

「家では怪獣なんですけどね笑」
「えー!!そうなんですか、全く想像できません笑」

みたいな会話をいつもしていたんです。でも今は、ママの言うことは全く耳に届かず、廊下につっぷして「ベビーカーいいーーー!!」とギャンギャン泣いています。

「次男ちゃんがこんなに泣いているの見たことない」「家では怪獣ってお母さんがよく言っていたけど、本当なんですね」と先生たちは大笑いしていました。

こうなると化けの皮がはがれたことに気づいて、ちょっと居心地が悪くなってきたのは次男です。でも、大暴れしてしまったので引くに引けなくなったんでしょうね。

「ベビーカーいい…」とずっと家まで小声でつぶやきながら歩いていました。もう涙も出ていないのにわざと鼻をすすって、泣いているアピールも欠かしません笑。

でも、家に着いたらケロッとしていつも通りです。兄とじゃれあい、やりすぎてぶつけてギャン泣き、姉にちょっかい出して怒られギャン泣き。いつも通りの怪獣です。

保育園では頑張っているんですよね。それは頭ではわかります。

「外で頑張っているんだから、家の中ではやりたいようにやらせてあげよう」と。

わかっているけれど、頭が割れそうなくらい大声で泣いている次男を見ると、たまには家でもいい子を演じてくれー!と言うのが母の本音です笑。

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